一昨日の2月8日木曜日、愉快なことが三つ重なりました。
一つ目は、午後三時から明治神宮近くでドイツのフォル博士が考案した経絡測定装置のデモンストレーションに立ち会わせていただくことになっていたため、その前の時間を使って明治神宮に初詣に行ったときのことです。拝殿前で多くの外国人観光客に混じって参拝をすませた直後、拝殿前の広場がちょうど幕屋のような形になっていたことに気づき、その中心で大御空に向かって大御空祝詞を唱えました。すると、それまで真っ青に晴れ渡っていた神宮の上空に白雲が湧き出てきたかと思うと、それがまるで白龍の顔のようになってこちらを眺めているかのように映ったのです。
さすがは明治神宮、2月24日に予定されている新春家元放談会での今年の「龍神総決起」について語るつもりのことを先取りするかのような愉快な出来事を与えて下さいました。そして若者で混雑する竹下通りを歩いてデモンストレーション会場に到着し、そこで経絡の導通レベルを測定するドイツ生まれの器械の威力を目の当たりにします。身体の調子を整えることができる物を身につけた人が被験者の腕に触れるだけで、その被験者の調子も整えられるというデモが終わった直後、ふと思いついた僕は「僕が被験者の腕に触れてもよいですか?」と尋ねました。その結果はわずかに整えられたというもので、会場の皆さんといっしょに大笑いしたのですが、その瞬間ふと閃いたことがあって再度被験者の腕に触れさせてもらいました。
今度は、僕が道場で合気(愛魂)を使っているときの状態にしてから触れたのですが、すると驚いたことに身体の調子を整える物を身につけているかのように、被験者の調子も完全に整えられてしまったのです。そう、このフォル博士の測定器を使ってわかったことは、合気(愛魂)の状態になった人が他の人に触れたならばその人の中の経絡導通までもが良好になってしまうということです。しかも、それが測定器によって数値化されて見えるのです。これが二つ目の愉快なことでした。
三つ目はというと、その後になって気がついたことですが、このフォル博士の測定器を使えば誰でもが簡単に合気(愛魂)を操るための精神的トレーニングを一人で完遂できるということです。つまりこの測定器で誰か被験者になってくれる人の経絡導通を測定し続けているときに、その被験者の腕に触れさせてもらって合気(愛魂)をかける努力をしてみるのです。そのときに測定値が改善される方向に動くならば、それがまさに合気(愛魂)の状態へと導いてくれる精神力の方向性となっているのですから!
これは面白い!
さすがは明治神宮、2月24日に予定されている新春家元放談会での今年の「龍神総決起」について語るつもりのことを先取りするかのような愉快な出来事を与えて下さいました。
実はこの夜、もう一つ愉快な出来事があったのですが、それについてはまた改めて。
保江 邦夫