夏の神旅4-星辰館〜保江邦夫オフィシャルサイト

夏の神旅4

2020.01.04

 やはり夏の神旅を締めくくるのは、そう、あのサムハラ神社! ということで、京都を離れて岡山へと戻る途中に大阪中心部の立売堀にあるサムハラ神社に立ち寄ることにしました。

 半年ぶりのサムハラ神社は相変わらずの大人気で、無人の境内の写真を撮影するためにはしばらく待ってやっと一瞬だけシャッターチャンスが訪れたタイミングを逃すわけにはいきません。

 本殿の中では予約での正式参拝がひっきりなしに続けられているようで、旧知の年配の神職も忙しくされている姿を拝見し、さらには指輪型の御守りを転売する輩までもが出てきたことで指輪型の御守りが廃止されてしまったという掲示を読んだ僕の心の奥に、サムハラ神社を世に広めてしまったことを悔やむ気持ちが湧いてきてしまいました。

 鳥居の外に設置されたサムハラ神社の大きな石碑にも様々な物を置いていくトンでもない参拝者まで現れてしまったようで、そのようなことをしないように訴える神社の張り紙が痛々しいかぎりです。

 このように参拝者が荒れてきたのは大阪のサムハラ神社だけではなく、サムハラ神社奥の院の近くで育った岡山の秘書の話によると、奥の院もまた最近は心ない参拝者によって荒らされてきているとのこと。

 ということで、岡山県北のサムハラ神社奥の院の御浄めでこの夏の神旅を締めくくることにしました。そのためには・・・、そう、サムハラ神社奥の院の祓浄をした直後にこの身に移った穢れを祓い浄めるために、出雲半島の東端にある「美保(みほ)神社」へと急ぐ必要があります。その間に穢れた身で愛車の運転はできないため、岡山の秘書に運転を任せて山越えで島根県に向かいます。

 とまあ、こんな如何にも中国山地のまっただ中という雰囲気の道を走破し、途中で高速道路の米子自動車道に乗った頃には、ちょうど四国山地を通過した大型台風が瀬戸内海に差し掛かっているという情報がもたらされてしまいます。しかも、台風の予想進路はまさに美保神社!

 まるでこの身を祓い浄めるのを邪魔する悪魔のような嵐が迫ってきているというのです!

 台風に追い越されてしまっては奥の院の穢れや汚れを受けてしまったこの身を清浄に戻すことができなくなる!!

 それだけは許してはならないとアクセルを踏み込んだ秘書が運転する愛車は、台風接近の荒れ模様でガラ空きとなった米子自動車道をあたかもワームホールを異次元ワープするかのような勢いで進み、台風よりも先に出雲半島に到着したのです。

 鳥取県と島根県を結ぶ有名な境水道大橋を渡ったところで車を駐め、空を見上げてみると台風特有の雲が渦を巻いてはいましたが、風も雨も波もまだまだ平時の雰囲気のままでした。

 今のうちに急ごうということで、再び秘書の運転で海岸沿いのワインディングロードを走って目指したのは「美保神社」、つまり「保江のまわりの美女を奉る神社」・・・そんなアホな。

 美保神社の鳥居前に到着したときは、ご覧のように紙や麻の幣が揺れていたほどの風は出ていましたが、雨はまだ降っていませんでした。

 鳥居を潜って本殿のある広い境内へと歩いていくと、何年かぶりの美保神社の空間がいつのまにかに僕の身についていた穢れを引き受けてくれたかのように感じた僕は、何気なく携帯電話で境内の写真を撮っていました。すると、どうでしょう。このときに撮影した本殿の写真にだけ、何やら不思議な玉が映り込んでいたのです!!

 他の方向に携帯を向けてもこのような丸い玉は何も写らないのに、本殿にレンズを向けるとこうなるのです。そう、まるで僕の身についていたサムハラ神社と奥の院の穢れと汚れが本殿に吸い取られてしまったかのように感じたのも、ひょっとするとまったく外れてはいなかったのかもしれません。

 ということは、再び神社やパワースポットの穢れを祓い浄めることができる身に戻していただけたということになる・・・。そう思った僕は、美保神社を後にしてしばらく走ったところにあった小さな池に向かいました。美保神社に向かっていたとき、なんとなく清明でない雰囲気が漂っていたのを思い出したからです。

 すぐ傍まで歩いていくと、池の水も空気も確かにあまり清い雰囲気ではありませんでした。そう、再び祓い浄めができるか否かを試すには、まさにピッタリ。

 ということで、さっそくに伯家神道に伝わる禊ぎ祓いの拍手を打って周囲の空間をお浄めしてみたのです。

 すると、どうでしょう。さっきまでは何も生き物など住めないような汚れた水としか思えなかったにもかかわらず、中央部分に赤や黄色の鯉が集まってきたではありませんか。

 

 しかも、水の濁りもだいぶ晴れてきて、鯉もさらによく見えるようになりました。そう、何年か前に出雲大社に参拝して穢れを受けてしまったとき、『神旅』の本に記されていた美保神社に行って穢れを祓っていただいたときのように、サムハラ神社と奥の院で被った汚れも見事に祓っていただけたのです!

 いやー、やはり「保江のまわりの美女を奉る神社」ですね。さすが!!

 と、ここまでくれば、きっと神様のご褒美があるはず・・・。岡山県と広島県の間に再上陸した大型台風に向かう形で岡山市内へと遠くに航空自衛隊の美保基地を眺めながら、米子市内を走っていたときのことです。そのご褒美が道路脇に並んでいたではありませんか!!

 そう、ここは陸上自衛隊の米子駐屯地。あらかたの装備はフェンスの外から見ることもできるというわけ。

 まずは、双発大型ヘリの定番「バートル」です。

 次は軍用ヘリの定番「ベル」。

 そして、ジェットエンジンの高圧ガスをローターの先から噴射させることで小型軍用ヘリの代名詞となった「ヒューズ369」。

 むろん、米子駐屯地に置かれていたのはヘリコプターだけではありません。

 まずは99式自走榴弾砲。

 次は74式戦車。

 そして、雪国鳥取ならではの78式雪上車。瀬戸内海沿岸の駐屯地ではお目にかかれない貴重な装備です。

 こうして時間をよぶんに取られた(?)おかげで、岡山市内に戻ったのはまさに大型台風が再接近した最悪のタイミング・・・。で、いつもは大勢の客で溢れている岡山名物「エビめし」専門店が閑古鳥が鳴いている状態。そういえば台風と競争しながら終始ぶっ飛ばしてきたので、気が付けば空腹を抱えてしまっていたことに気づいた僕は、長時間運転してくれた岡山に秘書とともに、「エビめし」専門店に突入。

 ガラ空き状態の店内で注文したのが、この「エビフライ・エビめしセット」。

 エビフライは全国どこでも知られる洋食の定番ですが・・・、「エビめし」はといえば・・・。そう、岡山でしか食べられない不思議な洋食メニューなのです。

 これが「エビめし」の姿なのですが・・・、そのレシピは僕しか知らないのです! この「エビめし」を発明したのは、僕が生まれ育った家の近所にあった「インデイラ」というカレー屋さんで、子どもの頃から祖母に連れられてよく食べに行っていました。

まあ、気分が乗ったら誰にでも秘伝のレシピを教えてしまう保江邦夫

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