ある日の白金-星辰館〜保江邦夫オフィシャルサイト

ある日の白金

2019.06.20

 兵庫県の山奥で見つけた自衛隊機展示場の非日常的なご報告が続きましたので、このあたりで白金での生活に戻ったある日の日常的なご報告を一つ・・・。

 その日は午後一から恵比寿まで歩いたのですが、目的は恵比寿にある防衛省の研究機関を訪問することでした。新しくなった建屋に入ってみると、エントランスのロビーには・・・そう、再び非日常に引き戻すかのような展示があったのです! これは通称「サブロック」と呼ばれる対潜水艦短距離魚雷搭載ミサイルで、潜水艦あるいは洋上艦から射出されて高速で飛行し、標的の潜水艦が潜航している海域に着水した後に自立音響探索機能によって標的潜水艦を追尾するという優れものです。

 歩いて30分のところにこんな非日常的なものが置かれているというのですから、白金の日常というのはなかなか面白いですね。

 そんな日常の中には、もちろん天候と季節にもよりますが夕方に高層ビルの20階以上のフロアに上がってみれば、ご覧のように富士山の横に沈みゆく黄金の夕日が輝く場面もあるのです。

 これもまた、とても非日常的な日常ではないでしょうか。

 で、日が暮れた後の白金界隈はというと・・・、この「白金商店街」を見ていただくとおわかりのように、これまた味のある風情を醸し出しています。

 「白金」を「プラチナ」ということにしたのでしょうか、「白金商店街」の入り口にはプラチナをイメージした時計塔が設えられています。

 ちなみに、この「白金商店街」は東京23区内で最も賑わいのない商店街ではないかと思えるほどなのですが、商店街に沿った照明は実に明々としているだけでなく、日暮れから夜明けまで夜通し点灯しているのです。

 店が閉まった後も夜明けまで道路を明るく照らし続けてくれるため、残業等で帰宅が遅くなった女性にも心強い日常を提供してくれるのはありがたいですね。

 商店街の入り口から渋谷川にかかっている「四の橋」という小さな橋を見れば、手前に「四の橋」をイタリア語にした名前のカフェやシシリア料理のお店が並んでいて、雰囲気はまるでイタリア南部の田舎町です。

 そんなイタリアンな日常を引きずりながら部屋に戻ってきたのですが、その夜は事務室にしている階上の部屋に非日常なものを設置する予定でした。

  アメリカから輸送されてきた厳重な梱包を解いてから組み立て前に部品を床に並べてみると、意外にも単純そうです。これなら、それほど難しくはなさそうですが、英語の組み立て説明書を見ると「組み立ては2人以上で」と注意書きされていました。そこでご近所に引っ越してきてくれた女子大のときの教え子に連絡し、手伝ってもらうことになっていたのです。

 その卒業生が仕事を終えて駆けつけてきてくれ、2人で組み立てたところあっという間に完成です。

 ジャーン、如何ですか?

 事務室という日常の中の非日常としては完璧ではありませんか、この「ポールダンス」用の「ポール」は!!

日常を非日常的に生きるのが好きな保江邦夫

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